以前に、
股関節を使いこなすための【超基礎トレ:股関節スクワット】とは?
の記事で、両脚を使って股関節スクワットを行う方法をご紹介しましたが、今回は、同じく股関節を中心に使ったスクワットの片脚バージョンです。
基本的な動作、使う筋肉は同じですが、両脚と片脚で股関節の動きを捉えるためのコツが大きく異なります。
実際の動作では両脚よりも片脚で使うことが多い股関節。
両脚で股関節を使いこなせるようになったのであれば、次は片脚でも使いこなせる状態を目指しましょう!
股関節を使いこなすときの両脚と片脚の大きな違いとは?
最も大きく異なるのは、動きの支点(支線)です。
両脚同時に股関節を折りたたむ動きを行う場合
両脚同時の場合は、動きの支点は『両股関節を結ぶライン』となります。
片脚だけの股関節を折りたたむ動きを行う場合
片脚だけの場合は、動きの支点は『片脚のビキニライン』となります。
このように動きの支点(支線)が両脚/片脚で異なることから、股関節の動きを捉えるときの動きのコツも大きく異なるのです。
股関節を蝶番(ちょうつがい)のように折りたたんで機能させるためには、このラインの違いを認識しながら、骨盤・対側の股関節をはじめ全身の動きを適切に連動させていく必要があります。
その動きのコツを正確に一つ一つ掴みながら片脚での股関節スクワットに取り組む方法がこちら!
股関節スクワット ー片脚ー
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片脚に重心が載った状態でも、股関節を適切に機能させられるようになると、一歩踏み出して深く沈み込むような動作(ランジ動作)や階段の上りなどの動作が膝への負担が少なく非常に効率良く行えるようになります。
スポーツでも日常生活でも常に股関節を使いこなしていきましょう!
THE コツ™️ TOOLs
堤 和也