『腸腰筋』を使ってモモ上げできていますか?

走る動作をはじめ、膝(ヒザ)を高く上げることが求められるような動作においては、腿(モモ)上げに腸腰筋が上手く使えていることは必須の能力。

腸腰筋が使いこなせていない場合、脚をうまく折りたたむことができず、ひざ下が前に出やすくなることで脚の動きが遅くなったり脚全体に力みが出現しやすくなります

今回の記事では、腿上げ動作において腸腰筋が適切に使えているかどうかをチェックし、腸腰筋が使いこなせるようになるための方法をご紹介します。

腸腰筋が使えないと『大腿直筋』を使いやすくなる。

腸腰筋は、腰椎・骨盤から大腿骨の股関節寄りの位置(小転子)まで繋がり、股関節を折りたたむ主要な筋肉です。

大腿直筋は、骨盤から膝蓋骨(ひざのお皿)を介して脛骨(スネの骨)まで繋がることから、腸腰筋と同様にある程度股関節を折りたたむ働きがあるもののその力は弱く、膝を伸ばすことがその主要な働きとなります。

腸腰筋を中心に腿上げができている場合、膝周辺の筋肉に力を入れる必要がないため、太ももから下は力が抜け、膝下の関節は自由に動かすことが可能です。
逆に大腿直筋を中心に腿上げをしている場合、太ももにも力が入り、膝下が前に出やすく膝を折りたたむことが難しくなります。

膝下をブラブラと振れるかどうか?

腸腰筋を中心に股関節の働きで腿上げができているかどうかをチェックする最も簡便な方法は、「膝を高く上げた状態のまま、膝下をブラブラと振れるかどうか?」です。

ブラブラと振れない、もしくは振ろうとすると膝が下がる、腰が丸くなる場合は、大腿直筋優位の状態です。

膝の高さが下がらず、ブラブラと振れる場合は、腸腰筋優位の状態となります。

まず自分自身がどちらを使っているのか確認した上で、大腿直筋優位であった場合は、腸腰筋優位に切り替えられるようこの動きをトレーニングとしても用いてみましょう。

Shake Shin – 2D•3D –

3Dは空手の蹴りや陸上のハードルなどにも活きる動きです。2Dで出来るようになれば、3Dにもチャレンジしてみましょう!

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THE コツ™️ TRAINING 
堤 和也

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