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手っ取り早くうまく歩きたいなら『速歩き』すべし!

どうやったらうまく歩けるのかわからない…
色々考えすぎて何が正しい歩き方なのかわからない…

そんな状況に陥っていませんか?

歩き方を変える、綺麗にすることは容易なことではありません。そもそも幼少期から年齢を重ねていく中で無意識に身につけてきたもの、そして何年も同じ歩き方を繰り返して癖付いているものを手っ取り早く変える方法は残念ながら存在しないということをまずは自覚しましょう。

そうは言っても、出来るだけコスパ良く歩き方を変えたいという気持ちもわかります。今回は「歩き方はそんな簡単に変わるものではない」ということを頭の片隅に置いた上で、それでも現状より良い歩き方に変えていくための最も簡単な方法である『速歩き』を通したエクササイズをご紹介しましょう。

ただ単に速歩きすれば良いわけではないので、本記事を最後までお読みいただきしっかりとその理由と目的を理解しながら速歩エクササイズに取り組んでください。

歩き方を整える基本的な順序はコレ!

歩き方を綺麗に変えていくための基本的な流れとしては本来、

①綺麗な歩き方に必要な柔軟性を身につける
②姿勢を整える
③身体軸の作り方、地面への力の伝え方を身につける
④歩く際の捻れの連動性を身につける
⑤実際に歩く中で必要な様々な能力を身につける

この5つを順をおって身体に落とし込む必要があります。私の主宰している『カラダ Design Walking』ではこれら全てを習得するためのレッスンを行なっております。

レッスンでも実施している歩き方を変えるためのエクササイズについての記事がまだまだ少ないですが、これから少しずつアップしていく予定をしていますので、是非とも定期的にTHE コツ™️ TRAINING、カラダ Design Walkingの両方のHPをチェックしてみてくださいね。

歩き方を考えすぎるとダメ!

「正しい歩き方はコレ!」といったものを度々見かけますが、大抵の場合そのような中で紹介されているものとは外見的な歩き方に関するものばかりです。

ヒトをはじめあらゆる動物において、自分自身の外見的な動きを意識して動いているのではありません。自分自身の内面的、感覚的な情報をもとに歩く動きを作り出しているのです。

外見的な動きに囚われてしまうとどうしてもロボットのようなぎこちない動きとなってしまいます。歩いていてぎこちなさを感じる場合、その多くは歩き方を変えることに失敗しています。実際に歩くときには意識することは最小限に感覚的な情報を頼りにしましょう

そもそもうまく歩くために必要な関節の可動域、筋力、身体の操り方などを持ち合わせていなければ、どのようなコツであれ上手く機能しません。そのような場合には地道に身体づくりから始めましょう。

とぼとぼ歩くと軸を失う

さて多くの方が生活の中で歩く場面とは、そのほとんどの場合が「急ぐ必要がない状況」かと思います。この急ぐ必要がない状況で歩いている姿を見ているとトボトボ歩いている方がほとんどで、①前進する力が非常に弱く、②姿勢が崩れて、③足を前に放り出すように歩いています。このような歩き方は身体が上下左右に揺れるように歩いて見えます。

このような姿勢で歩いていると、体内での筋肉と骨による力の伝達が非効率となり、必要以上に疲れやすくなります。多くの場合、身体の軸が失われてしまっているのはこのような姿勢パターンによるものです。

逆に胸を張って、膝を伸ばして、姿勢良くしようと意識しすぎて先程とは逆のパターンで軸を失っている場合もあり、「背中が丸くなっていなければ大丈夫」というわけでもありませんので注意が必要です。

このどちらかの姿勢に心当たりがある場合は、まずカカトと頭頂からの感覚を頼りに、脱力しながらも軸感のある姿勢に整えましょう

歩く基本は走る動作と同じ

上手く歩けているときの筋肉の働き方と走るときの筋肉の働き方は非常に似通っています。「進行方向へ身体を押し進めたい」という運動の動機はどちらも同じです。

上手く歩けていると、歩くスピードを少しずつ速めていくといつの間にか走る動きに変わっています。これが歩く動作と走る動作が全くの別物のように感じてしまっている場合、走っている状態もしくは速歩きしている状態に近い感覚では歩けていないでしょう。

このときの走る動きのイメージは上下に跳ねるようなジョギングではありません。どちらかというと短距離走におけるダッシュに近い動きのイメージです。

速歩きの歩き方のまま、スピードだけを落とそう

ダッシュのスピードを落とせば速歩きになる。同じように速歩きのスピードを落とせば普段の歩き方になる。

歩く↔︎走るがこのような繋がりを持つような歩き方・走り方ができるのが理想です。

上手く歩くことができていない場合、どのように歩けば良いのかわからない場合には、歩きながら走る動きに近づくところまでスピードを上げましょう。

スピードを上げた状態で歩いているときの感覚を覚えておいて、この感覚を無くさないように徐々にスピードを落として普段歩いているときのスピードに近づけていくと、力の伝達効率の良い歩き方になっていきます。

WALK FAST – 速歩きトレーニング –

※【WALK FAST – 速歩きトレーニング – [Full ver.]】の動画視聴料は【¥330(税込)】となります。

動画視聴をご希望の方は、THE コツ™️ TOOLs オンラインショップから¥330円分の動画視聴チケットをご購入ください。
ご記入くださったメールアドレスへ動画視聴可能なURLをお送りします。

※購入時、備考欄に必ず視聴をご希望の『動画タイトル』もしくは『記事タイトル』をご記入ください。

このときの歩き方が、あなたの今現在の身体状況に合った適切な歩き方です。おそらく普段歩くときと比べて力強く、歩行スピードも速く、自然と歩幅も大きくなっているのではないかと思います。この感覚で普段から常に歩けるように意識してみましょう。家の中でほんの数歩歩く場面でもこの感覚が当たり前になるのがこトレーニングでのゴールです。地道にがんばりましょう!

カラダ Design Lab.®︎
代表 堤 和也

>あなたに必要なトレーニングを今ここに。

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