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姿勢を良くしたいならバランスボールで跳ねよう!

一時よく流行り各家庭に一つはあった?であろうバランスボール。家の中でしぼんだまま眠っていませんか?

そのサイズ感とすぐに転がっていってしまいやすい形状から、家で使っていないときにはなかなか邪魔に感じてしまうバランスボール…

そんなバランスボールはただ乗ってバランスを取る以外にも、ゴムの弾性による反発力を活かしたトレーニングを行うにも適しています。今回の記事ではこのバランスボールの反発力を活かして坐骨から背骨、頭のてっぺん、手の先まで繋がる身体軸を強化する方法をご紹介します。

「物置・倉庫にバランスボールが眠っている…」と言う方はこの記事を読み終わったら是非すぐ空気を入れて使える準備をしましょう!

『軸』とは適切な力の通り道

『軸』とは、骨が適切に配列された状態で「最小限の努力で最大の力を発揮できる」そんな「適切な力の通り道」が身体の中に出来上がっている状態、と考えましょう。

つまり姿勢という観点では「楽に姿勢が取り続けられる」状態が軸のある姿勢、動きという観点では「楽に力を伝えることができる」状態が軸のある動きと言い換えることが出来ます。

「結果として真っ直ぐ」となる場合は多々ありますが、単純に「見た目が真っ直ぐな状態」だけが軸のある状態ではありません。軸が適切に作り上げられている場合は、最小限の力で最大限の力を伝えることができるだけでなく、外力をうまく受け止め自らの動きに活かすことができるようにもなるのです。

ボールの反発力に対応することで軸を作る

ある物体に外力を加えると、必ずそこから跳ね返ってくる力【反力】が生まれます。バランスボールは一般的に伸縮性・弾力性に富んだポリ塩化ビニル(PVC)素材から出来ており、中に空気の入った風船のような構造によって、バランスボールに力を加えた際にその反力が生み出しやすくなっております。

今回ご紹介する『バランスボールバウンシング』では、この反力の受け止め方を上達させることで上半身の身体軸を強化していきます。

頭頂までの軸をつくる

まずは単純にバランスボールの上で跳ねるだけなのですが、この単純な動きも体幹・軸が弱い場合にはうまく行うことが出来ません。

①跳ねる動きを安定して繰り返せていない
②上半身・頭がぐらぐらと揺れる
③膝の位置が一定しない

上記のような場合には、うまく行えていないと考えましょう。

うまく行えるようになるためのコツは、「坐骨から頭頂まで一本の芯を感じられるようになる」こと。そのためにも坐骨と頭頂が最も離れた位置関係にある必要があります。反らず、屈(かが)まず、バランスボールの上で跳ねている場合には、お尻で受け止めた力がそのままダイレクトに頭のてっぺんまで伝わっている感覚感じるように心掛けましょう。

脇を締める

脇を締めることで肩甲骨と体幹とのつながりが良くなります。具体的には前鋸筋を介して腹斜筋に力が入りやすくなることで腹圧がコントロールしやすく、肩甲骨・肋骨・骨盤が安定してボールに力が加えやすくなるだけでなく、ボールから跳ね返ってきた力を適切に受け止めることができるようになるということです。

バランスボールで跳ねながら手を軽く組んでおいて、手首の下に肘が入り込むように意識しておくと良いでしょう。

「脇を締める」ということがどういうことかをより深く理解したい方は、下の記事も参考にしてみてください。

軸を手の先まで繋げる

上記までのコツで概ね上半身の軸を作り上げることは可能なのですが、この力を手のひらまで伝えられるようになることで、上半身の軸をさらに強化するだけでなく上半身で作り上げた軸を手のひらまでつなげることが可能です。このときのコツは、手のひらの中でも特に手首寄りの部分を「常に天井に向かって押し上げる」ように意識すること

坐骨で受け止めた力が頭頂まで伝わったのと同じように、手首にまで伝わっている感覚を感じましょう。

身体軸を強化する Ball Bouncing – ボールバウンシング –

※【Ball Bouncing – ボールバウンシング – [Full ver.]】の動画視聴料は【¥330(税込)】となります。

動画視聴をご希望の方は、THE コツ™️ TOOLs オンラインショップから¥330円分の動画視聴チケットをご購入ください。
ご記入くださったメールアドレスへ動画視聴可能なURLをお送りします。

※購入時、備考欄に必ず視聴をご希望の『動画タイトル』もしくは『記事タイトル』をご記入ください。

小さなゴムボールを使って同じように行うことも可能です。小さなゴムボールの場合には股関節がより深く曲がるため、深い可動域の中でも上半身の軸を強化したい場合には是非チャレンジしてみてください。

上半身の身体軸が上手く作り出せるようになれば、次はその姿勢を保ったまま座り続ける、座りながら作業できる状態を目指しましょう。

そのためにはTHE コツ™️ TOOLs が販売している『THE コツ™️ チェアシリーズ』が非常に効果的です。

是非このような椅子も取り入れて日常から姿勢改善に取り組んでみてはいかがでしょうか?私は普段からこの椅子に座っているので、もはや手放せないアイテムになりました。

カラダ Design Lab.®︎
代表 堤 和也

>あなたに必要なトレーニングを今ここに。

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